そうか、マレーシアに旅行に行ったのがGW(ゲートウェイではない)だからもう2か月経つんですねぇ。
時の流れは速いものです、3分割にしたこの旅行記もずいぶん時が経ってしまったということですねぇ。
(サボってるわけ。。ではないという言い訳は誰も信じないか)
まぁいろいろあってね←ずるい大人。ということで始まりはじまりぃぃぃ。
とその前にふと思ったんですけど、一般的に観光って英語でsightseeing、もしくはleisure travelと言うらしいのですが、
sightseeing=sight(風景、眺め)をseeing(観ること)
leisure travel=leisure(気晴らし、娯楽)の travel(旅行)
ということですよね。じゃなんで日本語って観光=光を観るなんだろね。
と思ったらこんな説があるらしい。
「観国之光」は、『易経』にある言葉で、「国の光を観る」という意味です。この言葉が転じて、現在の「観光」という言葉の語源になったとされています。
「観国之光」の意味を詳しく説明すると:
「観」:注意深く観察する、見聞する、という意味です。
「国」:国全体、または国のありさまを指します。
「光」:国の文化、政治、風俗、自然、産物など、その国を特徴づけるものを指します。
つまり、「観国之光」とは、国の光景、文化、制度、人々の営みなどを注意深く観察し、その国の本質を理解するという意味になります。
この言葉が観光の語源になったのは、他国の文化や風俗、自然などを観察し、それを自国の発展に活かすという考え方が、現在の観光の概念と共通しているためです。
例えば、昔の日本では、他国を視察する際に「観国之光」の精神で、その国の良いところを学び、自国に取り入れようとしました。このように、「観国之光」は、単に物見遊山をするだけでなく、その国の本質を理解し、自国の発展に活かすという深い意味を持っています。
観光という言葉が使われだしたのは予想通り明治時代以降らしいね(それまでは「遊覧」「漫遊」)
なんか言葉自体に後進国的な響きがある気がするのは穿ちすぎかも。
ま、それは置いといてマレーシアの観光が今回はメインだよ。
今回のマレーシア旅行のコンセプトは単純。それは、「1日1観光、いろいろと欲張らない」です。
なので、一般的な旅行時よりも行ったところは少なめですがのんびりできたという意味では大正解。
あっち行ってこっち行ってそこも行ってあそこ行ってない!とかなると面白くないし疲れるしね。
で行ったところはこんな感じ。
・KLCC水族館(5月2日)
・マレーシア国立博物館 Muzium Negara(5月3日)
・バトゥ洞窟Batu Caves(5月4日)
とまぁ3か所をじっくり行ってまいりました。それ以外はほとんどショッピングモールで過ごしましたけど。
まずは水族館。

激込み( ´゚д゚`)アチャー
ま、しょうがないよね。観光地だし、ツアーガイドには必ず乗ってる人気スポットだろうしな(何しろ涼しい)
子どもたちも団体で来てたりして賑やかこの上ない。でも思ったよりもイライラしなかったな(それが諦観)
で、写真を載せるぞーと思ったけど中が比較的暗いのと人が多すぎてあまりいい写真がありません。
とりあえずこれでご勘弁を。

それだけじゃ申し訳ないのでJTBの紹介文。
スリアKLCCから地下を通っていけるKLCC水族館はクアラルンプールの観光の穴場的存在。水中生物だけでなく、カエルやカブトムシ、イグアナ、タランチュラなど水辺にすむ生物たちの生態も見られるほか、海の中を歩いているような90mに及ぶ水中トンネルは圧巻。様々な海洋生物の餌付けも見られてローカルの家族連れにも人気の施設です。クアラルンプールに来てまで水族館?と思う人も多いかもしれませんが、日本の水族館とは飼育している生き物の種類がちょっと違う点が面白いし、なんといっても冷房が効いていて、クアラルンプールの蒸し暑さから解放される観光施設であることも大きなポイントです。
日本の一般的な水族館より少し規模は小さめですが、約150種5000匹の海の生き物をうまく展示しています。
〈JTBのHPより〉
水族館で涼しいんだか暑苦しいんだかわからない時間を過ごした後は近くのKLCC公園とスリアKLCC(ショッピングモール)へ。
クアラルンプールはほんとどこに行っても商業施設だらけ。




てな感じで暑い中をうろうろしたのですよ。ちょっとくたびれたのでカフェで一息、よく歩いたわ。


去年葛西の臨海水族館に行ったけど気持ち的にはそんなに変わらないかな。
説明文が日本語じゃないのでじっくり読むこともないしサクサク進める、てか進むしかない。
繁華街の中心にあるから行きやすいし魚自体は世界共通(動物園もね)だからどこでも楽しめるしね。
ということで5月2日の日は暮れていくのでした(めでたしめでたし←まだ終わらない)
・マレーシア国立博物館 Muzium Negara(5月3日)


今までいろんなところに行ったけど博物館は初めてかもしれない。水族館は韓国でも行ったし。
日本じゃ博物館にはよく行くしこれは期待してよいのかも。日本語ガイドツアーにも参加(見るだけじゃわかんないし)。
エントランスはこんな感じ。


さて観覧開始。ガイドのおじさんについて10人くらいでぞろぞろと。なんか修学旅行気分。
展示としては歴史の流れに沿ってマレーシアを紹介していくんだけど、当然のことながら日本とは全く違う。
縄文、弥生、飛鳥、奈良、平安、鎌倉etcという流れでしか歴史を把握してなかった生粋の日本人としてはちょっと衝撃。
(そりゃそうなんだけどね)
日本の中だけを語る日本の歴史と全く違って周りの諸国との関係の中で記述される歴史が自分的には新鮮。
ま、考えてみたら日本みたいに他国との関係が海を隔てて切り離されてる状況って特殊なんだよね。
そして一番目についたというか強調されているのが「ムルデカ」。
マレー語で独立の意味なんだけど誰もが知っている1957年のマラヤ連邦独立の日。
今や世界で二番目に高いとされるムルデカ118のデザインは独立宣言をする初代首相トゥンク・アブドゥル・ラーマンのこのポーズを模したものらしいよ。


なんか歴史のほとんどが国内での争いと遠くて実感がなかった他国から攻められてあたふたしたり先進国の真似をするばかりだった日本とは違って、自分たちを、自分の国を守るにはどうしてきたかを展示されると。。なんか羨ましかったな。
こんなに勉強になるとは思いませんでした。電車も乗りやすいし。

そしてその乗りやすい電車を利用して行ってきたのがバトゥ洞窟Batu Caves(5月4日)

バトゥ洞窟(バトゥどうくつ、Batu Caves)は、マレーシアのセランゴール州ゴンバッ群町にある巨大な洞窟である。
マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地の洞窟とされている。洞窟内には多くのヒンドゥー神話に基づく展示や壁画がある。洞窟を形成する石灰岩はおよそ4億歳とされている。
19世紀後半に華僑や西洋人から注目されるまでは専ら現地のオラン・アスリが雨宿りや一時的な住居に使っていただけだったが、1890年に現地のタミル人商人K・タンブーサミー・ピライがムルガン神の立像を建立し祀ったことからヒンドゥー教寺院として発展していった。〈Wikipedia〉


駅を降りてお土産屋さんを通り過ぎるともうこんな感じ。
なかなか観光地感が満載で楽しそう。ただはいこっちですよーと言われて入ってしまったのはバトゥ・ケイブではなかったらしい。でもこの洞窟もなかなか日本ではお目にかかれない装飾だったり演出でそこそこ楽しい。




で、これはバトゥ・ケイブじゃないと知ってやられた感出しながら奥に進むと。。

これぞ観光地といった佇まい、あふれる観光客、20台くらい停まっている観光バス、様々なお土産屋さんに飲食店。
観光地というにはあまりにも観光地(はい?)
なんだけど、暑いのと人がいっぱいいるの大変そうなので洞窟(正面の階段の上)観光はパス。だって疲れるじゃん。
その代わりといっては何ですがこれも楽しい。


他にもニワトリさんがいたりクジャクさんがいたり動物好きの自分としては観光よりも動物さん。
ヒンドゥー教の素地がないもんでこの建築だったり仏像だったりが何を表しているのかもよく分からずちょい残念(特に思ってない)
暑かったのでそれほど長居はしなかったけど観光したーって満足感は強かった。電車でも行きやすいし駅に着いたら目の前だし。
外国人が浅草に行くとこんな感じなのかね。
ということで長々と3回にわたってお送りしましたがもしマレーシアに行く機会があればいろいろと参考にしていただければ幸いです。
ということで結論。


クアラルンプールを走るモノレールのデザインは仮面ライダーマッハに似てる。
おあとがよろしいようで。
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