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3.11の教訓、あるいは徒歩最長不倒記録

カオール!
突然ですが皆さんは2011年3月11日の東日本大震災の時はどうされていらっしゃったでしょうか。
今から11年前の3月11日14時46分に発生したマグニチュード9、最大震度7の大地震は東北地方を中心に激甚なる災害をもたらし日本中を恐怖に陥れました。
(亡くなった方のご冥福をお祈りいたします)

地震の発生時、自分は渋谷で仕事中でした。
お客さまと一緒に地下2階の飲み屋さん(バー)で無線LANの調整を行っていました。
あれ?揺れてないのお客さまの一言で地震に気が付きましたが、地下だったせいかそれほど揺れている感覚がありません。それでも一度外に出ようということになり地下から上がってきましたが近所の人たちも外に出て様子をうかがっています。
大丈夫そうかな??ということで地下にもう一度戻りましたがそこで2度目の地震。
これは大きいということで(階段を上がるときに左右に振られました)これ以上の作業は止めようということになりそこで解散。自動車で帰るお客さまを見送った後は渋谷に取り残されました。
蛇足ですがその飲み屋さんは全く被害がありませんでした。並んでいる酒瓶もグラスも全く割れず、今考えると奇跡です。

さてどうしよう。。(´・ω・`)コマッタ。。
当然バスも鉄道も動きません、しかも寒い。
渋谷近辺はどうしていいかわからない人たちでいっぱいです。

お借りしました

通信制限がかかったのか携帯電話はつながらず。
どうしよう。。家族の安否が気になる。

そうだ公衆電話だ!

【災害時優先通信】
いわゆる「災害時優先通信」は、災害の救援、復旧や公共の秩序を維持するため、法令に基づき、防災関係等各種機関等に対し、固定電話及び携帯電話の各電気通信事業者が提供しているサービスです。
通常、優先電話は、優先電話からの「発信」が「優先」されます。
 災害等で電話が混み合うと、発信規制や接続規制といった通信制限(大規模災害時は約90%以上の制限が行われることがあります)により、通常の電話は被災地からの発信や被災地への接続は制限されますが、優先電話はこうした制限を受けずに発信や接続を行うことができます。
問:公衆電話も災害時につながりやすいと聞いたのですが?
NTTが設置する公衆電話は、優先電話と同様の扱いとなっているため、通常の電話よりもつながりやすくなっています。
〈総務省HPより〉

公衆電話は災害時に優先電話として扱われます。
携帯電話、固定電話等は輻輳回避のために発信を制限されますが公衆電話はその適用外となっています。
すなわち繋がりやすい!しかも!知ってました(笑)←元NTT
さっそく電話ボックスがあったので電話をかけてみるとかかります、すでに避難した後だったらしく電話には出ませんでしたが。

しばらく徘徊した後もう一度同じ電話ボックスへ、他にも連絡したいところがあります。
が。。。硬貨が入らない。。。そうです硬貨が収納限度を超えてしまったので戻ってきてしまうようになってしまったのです。
この間、1時間くらい。仕方がないので渋谷から自宅のある越谷市まで歩くことを決意しました、雨でも風でも地震でもかまうもんか!

イメージです(広重)

というわけで7時間ほど歩いて自宅到着。疲れたー๛(-△-;)
というのが今から11年前のお話です。

【教訓】
いざという時のためにテレフォンカードは持っておきましょう

 なんでいまさらそんなことを言い出したかというとインスタでこの投稿を見たからです。

NTTオフィシャルインスタグラム

9月11日は公衆電話の日。。でももう一つの大災害を思い出してしまう日付ですね。。

あ、そうだそのテレフォンカードですがまだ売っているようですよ(意外です)

NTT東日本HPより

備えあれば憂いなしと申します。
そのうちに公衆電話の歴史でも追ってみることにしましょう、いつになるかはわかりませんが。
では、さらばーい(๑•᎑•๑)ノシ

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