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図書館の誘惑、あるいは郵政省の偉業

皆様、分からないことがあったときや何かを調べるときはどうしていますか?
ネットで調べる、誰かに聞くなどいろいろな方法があると思いますが私は図書館を活用しています。
もちろん全ての資料があるわけではありませんし図書館に収容されている書籍が正しい知識を伝えているかは自分の判断しか頼りになりません。
それはネットも同じですけどね。
幸い弊社のある埼玉県越谷市の南越谷駅(最寄りです)には駅前のスーパー内に図書館がありとても便利に利用しています。
興味がある項目に対してネット上で検索して予約ができます。
(その昔は図書カードなんてのがありました、あれは大変だった。。)
予約さえしておけばメールで通知が来て取りに行くだけで欲しい本が2週間独占できるなんて夢のようです。
そしてこの間凄い本を見つけてしまいました。

ちなみに背表紙には「館内」って書いてあります(笑)

通信の百科事典 ー通信・放送・郵便のすべてー
郵政省 通信総合研究所編 丸善株式会社発行

何が凄いってまずは郵政省!そうです今の総務省です。
2001年に廃止された郵政省が編集してるってことは発行は。。1998年(平成10年)7月30日。
まあまあよくこんなに古い書籍が図書館に残っていたもんです。
内容もそれなりにすごいものが目白押し。
何しろ通信は自由化されてますがNTT分割前ですから。(分割は1999年)
内容の一部をご紹介。

総論の項目2、有線通信内の見出し

  1. 有線通信の歴史
  2. 基本的な有線通信のしくみ 端末機器/伝送路/交換機とサービス
  3. マルチメディアと有線通信 ユーザ宅までの光化/ATMとネットワーク

勘のいい方はお分かりかもしれませんが1998年あたりというのはISDN全盛期で、行政サイドはISDN→光ファイバという設計図を描いていたころです。
まだADSLは登場前です。
有線通信といえば(今や瀕死状態の)電話ネットワークがメインだったころですね。

まだそれほど読み込んではいないので詳しく紹介はできませんが(そもそも紹介する必要があるのかは別の話)それよりもこれ。。。欲しいです。
調べたところ中古市場では2万円~6万円の値段がついていました。
最安値は700円くらい(どんなボロやねん)
でもこの図書館にあったのはとても状態がよく綺麗です。
譲ってくれないかなぁ。。

い、いやそこまでは。。。

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